教養を身に着けるなら読書が良い理由
大学に入れば必ずと言っても良いほど『教養』という言葉を耳にします。
一方で、教養の意味を誰も言わないので、意味がはっきり分からない大学生も多いです。ですから、「将来のために教養を身につけなさい」と言われても「そもそも教養って何?」となってしまうのです。意味のよくわからないものに向かって勉強するのは難しいです。
そこで、今回は『教養』の意味から『教養を身に着けるために効率の良い勉強内容』までを紹介したいと思います。
そもそも教養とは?
いきなり核心を突いていきます。教養の意味がはっきりと分かれば教養を身に着けるために具体的に何をすればいいかが見えてくるでしょう。
まずは辞書的意味を確認します。
教養【きょうよう】
学問・知識を(一定の文化理想のもとに)しっかり身につけることによって養われる、心の豊かさ。
なんとなく分かったような気がしますよね。
簡潔に述べると、『教養』は
勉強をたくさんすることで生まれる心の豊かさ
が教養の意味です。
この2文字に勉強と心の因果関係が含まれていることになります。
つまり、『教養を身に着けなさい』とは
たくさん勉強して、あらゆることに多感になりなさいということです。
教養と読書の関係
さきほどの解釈で考えると、教養のためには
- 勉強すること
- 心が豊かになること
が必要です。
どんなに勉強しても思考停止するほど難しかったら教養は身についたことになりません。
一方、読書をすると
- 自分の新たな知識となる
- いろいろな解釈ができるようになる
という利点があります。
因みに、いろいろな解釈とは、
・評論なら固定観念に疑問を持つ
・小説なら非現実的な世界観
などが挙げられます。
よって、「いろいろな解釈が増える」は「多感になること」と似た意味です。
また、「勉強をすること」は「知識を蓄えること」という意味も含んでいます。
したがって、『教養≒読書』という関係が成り立ちます。
ですから、教養を身に着けたければ読書は非常に効果的でしょう。
まとめ
「教養を身に着けなさい」と言われると分かりにくいですが、実は
「読書をしなさい」と言われているのとほとんど一緒です。
教養を身に着けるために具体的に何をすればいいか分からなくなったら、まずは読書をしてみて下さい。本を開くことで新たな世界が開けてきますよ。